【2021年5月時評】子どもと選挙 2021 ペルーのダニエルより。

ダニエル・サンガマ・パンドゥーロ
1988年ロレート県・イキトス生まれ。ソーシャルコミュニケーター。2004年から2006年までMNNATSOP全国代表。現在、MNNATSOP全国協力者代表。教育省の生徒協働教育プログラムメンバー。

子どもと選挙 2021

選挙における子どもの役割は、時が経つにつれて良い方向へ向かっています。それは、簡単に与えられたものではなく、子どもたちの組織が幾度に渡り声を上げてきたからです。分かりやすい例としては、10年以上前は政治家は子どもを抱っこしてイメージアップを図り、票獲得のための戦略として子どもを利用していました。

組織化は、子ども、労働者、学生、近隣住民、芸術家などの団体が、自分たちの重要性に焦点を当て、経験してきたことや組織化した文脈に基づく提案をし、声を上げるための重要な場となってきました。

今日では、5年ごとに行われる国会議員と大統領の選挙過程において、候補者が子どもの問題に関し示す提案について、子どもと青少年の組織が、様々なフォーラム、会話、考察、対話を展開しています。ペルーでは18歳から投票義務があるので、たとえ投票に行かなくても、子どもたち青年たちという社会の大きな塊が存在し、国を動かしていることを示す重要なチャンネルとなっています。

2021年6月6日にペルーで大統領選挙の決選投票が行われますが、どちらも経済の活性化やワクチンの導入など、子どもたちの希望を曇らせるような提案をしています。パンデミック時に質の高い教育を受ける権利を否定されたとき、尊厳を持って働くことを迫害されたとき、親が失業したり解雇されたりして食料が不足しているとき、暴力や女性の権利というテーマに正義が与えられないとき、話を聞いてもらってもその提案が実行されないとき、子どもに関する政策について説明を求めてもその場しのぎで作られたバラバラなデータが与えられるとき、あるいは、公衆衛生が適切に管理されておらず自身や家族が感情的な問題を抱えるようになったとき、彼らはいつも「子どもたち、彼らが言っていることは正しい」と口にし、さも考えているように見せかけるのです。2人の候補者とも、ペルーの子どもたちの団体が何年もかけて積み重ねてきたものについて、何も提案していません。

このような理由から、ペルーの働く子どもたちNNATS運動は、青年たちの投票権の重要性を考え始めています。子どもたち青年たちについて優先的に議題に載せるための手段として、あるいは彼らの声を聞かせるための手段として、声を上げ、提案し、投票権の獲得を目指すものです。

最後に、2021年5月24日に行われた両候補者の討論会は、侮辱、恐怖、恐れが応酬したものであったが、たった一度だけ未来の世代としての子どもたちに言及しました。左派はそれに言及する意図を持っていましたが、それだけでは不十分です。

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