ペルー滞在記①JICA海外協力隊で活動した女子児童養護施設(細川椎菜)

ペルー滞在記初回の投稿は、私の活動先だった施設について紹介したいと思います。

まずは、私自身の簡単な自己紹介をします。
細川椎菜、静岡県出身。短期大学を卒業後地元の児童養護施設で3年間保育士として働きました。JICA海外協力隊は短大時代にその存在を知り、社会人経験を積んだ後に挑戦しようと決めていました。

派遣期間は2018年7月から2020年3月でした。
私の活動先はINABIF Ermelinda Carreraという名の女子児童養護施設でした。

女子児童は12歳から18歳が100名程入所しており、同施設内に知的・身体障がい者の20歳から70代の女性が入所しています。
同施設内に学校が併設されており、女子児童は朝から昼過ぎまで学校に通い勉強をします。

同じく同施設内に多種多様なワークショップクラスが用意されており、放課後はそれぞれ所属しているワークショップを受けに行きます。日本でいう、部活のようなものです。
その種類は、ダンス、楽器、パソコン、手芸、調理などです。不定期に開催するようなものもありました。ワークショップの先生たちとの関係性も良く、児童たちは毎日楽しそうに活動していました。

写真・サッカーを楽しむ子ども達  ©️Shiina Hosokawa

児童たちの居住棟は6棟あり、1棟に15〜20名で生活をしています。
知的・身体障がい者の入所者用の居住棟は2棟あり、知的障がい者と身体障がい者に分けられて生活をしています。
それぞれの棟に保育士、ケースワーカー、心理士が担当でついており、入所者のケアをしています。

ワークショップの活動後はそれぞれの居住棟に戻って、各自で洗濯をしたり、夕飯の配膳をしたり、シャワーを浴びたりして過ごします。

文字だけでは施設の様子が伝わりにくいとは思いますが、同施設はペルー国内最大規模で敷地面積も広く、入所児童数も国内一です。
施設は高い塀で覆われているため外の様子は見えず、外出の機会もそれほど多くないため児童たちは閉鎖的な環境で日々生活をしています。

あまり長々と書いても読みづらいかと思うので、私の活動内容については次の回でご紹介できればと思います。自身の活動について赤裸々にお伝えしていきたいと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

細川椎菜

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