レポートその①→Canta Galloって?
レポートその②→墓地を清掃する少女の映画鑑賞

レポートその③→グループの名前が決定
レポートその④→待ちに待った遠足の日
レポートその⑤→みんなで決めたルール
レポートその⑥→自分ができること
レポートその⑧→サン・フアン祭


!!Panchada para las camisetas de los NNATSCAP!!
〜NNATSCAPのTシャツのために、ホットドックを売ろう!!〜

6月日にNNATSCAPの子どもたちとホットドックの販売を行いました!!上に書いてあるスペイン語は今回のホットドックのためにみんなで考えた標語です。

前回の活動の最後に行われた話し合いでリサンドロの提案からみんなでおそろいのT シャツを作ることになりました。ですがTシャツを作るには、まずお金が必要です。
「お金を集めるためにはどうすればいい?」というリサンドロの問いかけで、子どもたちが話し合った結果「ホットドックを売ろう!!」というとこになりました。リサンドロは子どもたちに「ホットドックの販売までにお金を貸してくれる人を探すね。だけどみんなはホットドックを売った後に、そのお金を返さなきゃダメだよ」と言いました。つまり子どもたちは、売上から原価を差し引いた利益分だけTシャツ作りに回せる、ということです。

器用にホットドックを焼くシンディー(左)とマルジョリー(右)

その後どうやったら多くの人に買ってもらえるか?という話になると、「宣伝用のポスターをコミュニティーに張ろう!」また「引換券を作ろう!」といった素敵な案が子どもたちから出ました。大急ぎでポスターを書いて、数人の子どもたちとコミュニティー中にポスターを張りに行きました。

当日はいつもよりも1時間早く集まり、リサンドロと買い物に行く子ども、調理場(普段活動を行っているコミュニティーの食堂で行いました)の掃除をする子どもに分かれて活動を行いました。一人の子どもの家に、小さなバーベキュー用のコンロがあったので、それに炭から火をつける所から始めました。様子を見ていると10歳位の大きな子の多くは火のおこし方を知っているようで、とても頼もしく感じました。

今からホットドックを売ってきます^^

ホットドックを焼き始めると、小さい子から大きい子まで興味津々でコンロの周りに集まっています。料理担当になったシンディーを中心に器用にホットドックを焼きます。ある程度焼けると、男の子を中心にコミュニティーへ販売に行きました。

大きな声で「ホットドック買って!」とすれ違う人々に言いながらコミュニティーの中を歩いて行きました。中には自分で何本か買って美味しそうに食べている子どももいました。結果的にホットドックは完売!!利益は25.60ソル(約750円)になりました。

最初Tシャツを子どもたちにあげるのではなく、自分たちでお金を集めてTシャツを作るという発想に少し驚きました。ですがホットドック販売の計画や当日の様子から、子どもたちは料理や販売の仕方をちゃんと知っているのだ、と感じました。そして何よりもみんな楽しそうにホットドックを作り、売りに出ていたことが印象的でした。
今回の利益だけではTシャツ作りに足りない、ということで次は映画の上映会を行うことになりました。そちらの報告はまた次回したいと思います。

(つづく)

レポートその①→Canta Galloって?
レポートその②→墓地を清掃する少女の映画鑑賞
レポートその③→グループの名前が決定
レポートその④→待ちに待った遠足の日
レポートその⑤→みんなで決めたルール
レポートその⑥→自分ができること
レポートその⑧→サン・フアン祭